『高崎市史民俗調査報告書第1集 寺尾町 舘の民俗 ―丘陵部の民俗とその変化―』
刊行情報
B5版 本文244ページ 平成4年刊行目次
序章 調査地の概観
第1章 環境と民俗
1 ムラのすがた(1)舘地区の地形の特色
(2)舘の土地のムラ
(3)舘の道の変遷
(4)小塚の土地とムラ
(5)小塚の道の変遷
2 四季の生活
(1)衣生活
1 着物から洋服へ
2 裁縫を習う その他
3 機織り
(2)食生活
1 主食と食事
2 副食
3 間食
(3)家庭生活
1 働く女たち
2 子どもの四季
3 気象
3 山と生活
(1)山林の利用
1 利用地としての山
2 立木の伐採と利用
3 山の植物の利用
(2)炭焼き
(3)共有山とその利用
(4)舘亜炭鉱
4 耕地と民俗
(1)水田の利用
1 水田利用の概観
2 水稲栽培
3 裏作
4 畦畔と作物
(2)畑地の利用
1 畑地利用の概観
2 殻類栽培
3 豆類栽培
4 芋類栽培
5 野菜類栽培
6 工芸作物栽培
(3)樹園地の利用
(4)生産暦の変化
5 雁行川と生活
(1)川の生き物と子ども
(2)川の利用
(3)水害と亜炭鉱
6 すまいと民俗
(1)家と屋敷地
1 屋敷構え
2 母屋の構造と使い方
(2)宅地と生業
1 養蚕
2 家畜の飼養
第2章 社会と民俗
1 村の組織と運営(1)ムラの範囲と地域区分
1 寺尾と舘
2 舘と小塚
3 舘地区内の小地域区分
(2)ムラの役職と寄合
(3)共有地とその利用
2 村の構成員
(1)家数の増加と町内運営の変化
(2)住民の屋号と宗派・墓地
3 相互扶助のしくみ
(1)ムラの内部組織
1 隣保班と町内会
2 村仕事と地域組織
3 葬式と助け合い
(2)家をめぐるつきあい
1 近所つきあい
2 農仕事と相互扶助
3 建築と助け合い
(3)まとめ
4 村の諸集団
(1)町内会と各種集団
(2)青年会
(3)農事組合
(4)祭りと集団
(5)まとめ
5 親類と同族
(1)本家分家関係と同姓集団
(2)縁組みと親戚づきあい
6 家と家族
(1)家の系譜とその盛衰
(2)家族の構成
1 家族の居住形態
2 隠居
3 奉公人
(3)家族員の地位・役割
(4)家の継承
1 家名
2 戸籍
3 相続
4 養子相続
5 寡婦と遺児
6 家と先祖祭祀
7 世間の広がり
はじめに
(1)社会的側面よりみた世間の広がり
(2)経済的側面よりみた世間の広がり
1 交易
2 市
3 買い物
4 労働
(3)文化的側面よりみた世間の広がり
1 旅
2 娯楽
3 学校教育
(4)乗り物
おわりに
第3章 象徴と民俗
1 村の音と光(1)暮らしと音
(2)暮らしと光
2 境界と民俗
(1)ムラの入り口と境
1 道祖神 ―村の入り口―
2 三本辻と境界
(2)道祖神とドンド焼き
(3)八丁注連
3 家の神仏
(1)神棚と屋内神
(2)仏壇と位牌
(3)屋敷神とオシリョウ様
4 村の社寺と信仰
(1)鎮守
(2)寺院
(3)小祠
5 四季のまつり
(1)新しい年を迎える―正月行事―
(2)春まつりのころ―春から夏の行事―
(3)先祖を迎える―盆行事―
(4)収穫のころ―秋・冬の行事―
6 人生儀礼
(1)産育
(2)婚姻
(3)厄年・年祝い
(4)葬送
7 講と信仰
(1)講の周辺
(2)村内講
(3)代参講
(4)修業者の講
(5)子どもの講
(6)おわりに
8 俗信の世界
(1)霊魂観
(2)祈願・参拝・宗教家
(3)予兆・禁忌・呪法
(4)民間療法
9 芸能とあそび
(1)豊年祭り
1 豊年祭りと盆踊り大会
2 上州二段落し
3 口説の歌詞
(2)あそび
10 伝説と世間ばなし
(1)伝説
1 自然的伝説
2 社会的伝説
3 信仰的伝説
(2)世間ばなし
1 動物に関する話
2 怪異に関する話
3 ムラの出来事
第4章 民俗の地域性
1 丘陵部の自然と人(1)生産暦の変化
(2)耕地の利用
(3)丘陵部の水田と水利
(4)山の利用
2 丘陵部の社会と民俗
(1)鼻高町の社会と民俗
1 鼻高の地域区分と歴史
2 区・町内の運営と役職
3 ムラ仕事と農休み
4 若い衆
5 鼻高の行事と町内
6 鼻高の家々
(2)山名西区の社会と民俗
3 丘陵部の信仰と芸能
(1)丘陵部の講と信仰
(2)芸能とあそび
1 山名八幡宮の太々神楽
2 山名八幡宮の屋台
3 鼻高の獅子舞
4 謡(謡曲)
5 力石
掲載日 平成29年6月7日
更新日 平成29年7月25日
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