障がい者サービス
「文字が見えにくい」、「手や身体が不自由でページをめくることができない」
「文字を読むのが苦手」、などのお悩みはありませんか?
中央図書館では、市内に在住で、視覚に障がいを持つ方、一般的な活字では読書が難しい方など、様々な理由で読書に不自由を感じている方へのサービスを行っています。
ご利用いただける方
高崎市内に在住し、視覚による障がいのある方です。また、その他の障がいなどにより一般的な活字では読書が難しい方や、図書館に来館することが難しい方については、状況を確認のうえ利用ができる場合がありますので、お問い合わせください。
障がい者手帳をお持ちでなくても、読書に不自由を感じている方であれば利用できます。
サービスを利用するには
図書利用券のほかに、事前に障がい者サービスの利用者登録が必要です。
図書館まで電話・FAX・来館等(代理人可)でご連絡ください。
障がい者手帳、公的機関などから障がいの状態を示す書類などをお持ちの方は、ご持参ください。
サービスの種類
点字・録音図書資料の郵送貸出サービス(視覚障がいによる身体障がい者手帳をお持ちの方)
点字・録音図書資料(カセットテープ・デイジー※)を郵送で貸出します。送料は無料です。
貸出数は、1回5タイトルまで、貸出期間は30日間(郵送期間を含む)です。希望する資料の項目番号とタイトルをご連絡ください。
録音図書(カセットテープ)目録(pdf 739 KB)
録音図書(デイジー)目録(pdf 435 KB)
点字資料目録(pdf 607 KB)
録音図書(マルチメディアデイジー)目録(pdf 668 KB)
※デイジーとは
デジタル化された録音図書のことで、カセットテープに変わる音声資料として普及が進んでいます。目次から読みたいページをすぐに頭出しできたり、1枚のCDに長時間録音することができます。
利用するには専用の再生機(プレクストーク)や専用の再生ソフトをインストールしたパソコン等が必要となります。
マルチメディアデイジーは、読み上げ音声を聞きながら、パソコン上で本の1ページごとの文章と挿絵を見ることができます。文字の大きさや色、読み上げスピードなど、使う人にあわせて変更できます。
プレクストークを購入する際に、重度の障がいのある方は、視覚障がい者の「日常生活用具」として給付の対象となる場合があります。
詳しくは、高崎市役所障がい福祉課(電話027-321-1245)へお問い合わせください。
日常生活用具の給付
対面朗読サービス
中央図書館の対面朗読室(5階)で、図書館の資料(本・新聞・雑誌)や持込み資料等を職員または介助者が朗読します。希望日の1週間前までに、日時及び資料名をご連絡ください。
対面朗読室については「対面朗読室(5階)」のページをご覧ください。
サピエ図書館サービス
「サピエ」は、視覚障がい者及び視覚による表現の認識に障がいのある方へ、点字データ・録音資料(デイジーデータ)をはじめ、暮らしに密着した地域・生活情報などさまざまな情報を提供するネットワークです。高崎市立中央図書館はサピエに加入しています。
サピエ図書館の個人会員になると、サピエ図書館に登録された全国の図書館の点字データ・録音資料(デイジーデータ)を自宅でダウンロードすることができます。ご自分でダウンロードができない場合は、中央図書館でデータを取得し、デイジー形式で貸し出すこともできます。
1回5タイトルまで、貸出期間は30日間です。
個人会員の登録・利用料金は無料です。登録までは1週間以上かかることがありますので、ご了承ください(障がい者サービスの登録とは別にサピエの会員登録が必要です)。
詳しくは、中央図書館へお問い合わせください。
サピエ図書館ホームページ
読書バリアフリーについて
中央図書館では、5階に読書バリアフリーコーナーを設置しています。
一般的な活字を読むことが難しい方へ、次のような、様々な「読みやすい」資料や、本を読みやすくするための補助具などを配置しています。
読書バリアフリーコーナーの資料の利用は、「障がい者サービス」の利用者登録は必要ありません。
図書利用券をお持ちの方であれば、どなたでも貸出できます(一部、館内利用のみの資料もあります)。
- 点字付きさわる絵本(pdf 445 KB)
- 多言語絵本(さまざまな言語で書かれた絵本)(pdf 433 KB)
- 子ども向け大活字本(pdf 258 KB)
- パペット絵本・さわって楽しむ布絵本(pdf 178 KB)
- 障がいを理解するための本(pdf 930 KB)
- LLブック(写真や絵文字などを使った、読みやすさに配慮した本)(pdf 562 KB)
- マルチメディアデイジー(pdf 483 KB)※
- 読書補助具(リーディングトラッカー・リーディングルーペ)
※マルチメディアデイジー:中央図書館では、伊藤忠記念財団から寄贈された「わいわい文庫」を所蔵しています。読書バリアフリーコーナーにある作品は、著作権者の許諾を得ていますので、障がいの有無に関わらず、どなたでもご利用できます。