『新編高崎市史 通史編2 中世』
刊行情報
A5版 本文604ページ 平成12年刊行
付録
中世資料補遺目次
第1編 高崎市域・西毛地域の政治と社会
1 鎌倉幕府と西毛地域1 治承・寿永の乱と西毛
京から地方へ 地方から京へ
大蔵合戦、保元の乱・平治の乱
治承・寿永の乱始まる
新田義重の系譜と在京活動
新田義重の西毛進出
治承4年秋の東国と木曽義仲の上野入部
新田義重の「自立」と「寺尾城(館)」
新田義重の御家人化と西毛
木曽義仲の没落と西毛武士の御家人化
山名義範の動向
安達盛長の上野国統轄
国奉行人の任務
2 西毛における御家人制の展開
御家人とは
秩父氏系の御家人
児玉党有道氏系の御家人と武士
新田系の御家人
その他の系統の御家人と武士
西毛に進出した武士
3 上野守護安達氏と西毛地域
安達景盛と西毛地域
守護安達氏の権力
守護所の所在地
安達義景と春近領
国衙・在庁と守護安達氏
観音山丘陵沿いの村々
4 安達氏の没落とその文化活動
安達氏の権勢
安達泰盛と霜月騒動
安達氏と在地の神社
安達氏と高野山
5 北条氏支配の時代
守護の交替
得宗系の法曹官僚の進出
得宗の所領拠点
鎌倉時代の山名宿
鎌倉幕府と宿
6 西へむかう武士
飽間氏の西遷
山名氏と小串氏
その他の人々
2 南北朝内乱と西毛地域
1 八幡庄・板鼻の軍事的位置
新田義貞軍の鎌倉攻略
北条時行の挙兵と西毛通過
尊氏の動向と北関東の戦局
上杉憲顕の軍政
関東警固
2 上杉憲顕の権勢拡大
和田基業の活動
越後の戦いと小林重政
常陸西部での活動
安国寺の創建
観応の那波・板鼻合戦
上野国守護宇都宮氏綱
畠山国清の乱と和田宮内少輔
憲顕の復帰
守護代
3 山名時氏の西国進出
山名氏、大名に発展
山名時氏は足利方につく
伯耆・丹後・丹波守護職につく
幕府方の1人として
観応の擾乱で直義方につく
幕府と決別
山陰の雄
時氏、幕府に復帰
京都山名氏の勢力
本貫地山名郷八幡社の支配
時氏の死と時氏塔
鎌倉山名氏の動向
コラム(1)古文書を読む
4 白旗一揆の活躍
一揆とは
白旗一揆の登場
小山義政の乱
白旗一揆の出動
白旗一揆の戦闘
白旗一揆から上州一揆へ
3 上杉氏守護体制と西毛地域
1 守護代長尾氏の入部
鎌倉府と東国
長尾氏の上野入部
伊豆守護代寺尾氏
結城合戦と鎌倉府再興
享徳の乱と上野
長尾景春の乱と滝御陣
2 上州白旗一揆と国人衆
上州白旗一揆の確立
両府の対立と上州一揆
結城合戦と上州一揆
上杉氏被官団
享徳の乱と上州一揆
戦乱と武士団
3 上杉氏没落と西毛の国人
上杉領国体制
長享の乱から永正の乱へ
顕定から憲房へ
長尾一族の動向
長野氏の盛衰
倉賀野氏の動向
上杉憲政と川越合戦
4 戦国の動乱と西毛地域
1 憲政の越後入り
平井落城
後北条氏の上野支配
上野国人の動向
憲政の越後入り
憲政の発給文書
長野氏の動き
越山の前提
2 越山と箕輪衆
越山
箕輪衆の人々
廐橋長野氏の没落
長野氏の抵抗
箕輪落城
落城後の長野氏
コラム(2)箕輪城と剣聖上泉信綱
3 和田氏の発展
和田業繁
和田城防衛体制
倉賀野落城
和田喜兵衛の死
箕輪城将
生島足島神社起請文
浅利信種
内藤昌秀
越相同盟と西上州
和田宿商人梶山氏
甲相同盟と金井淡路守
長篠合戦
和田左衛門尉昌繁
和田信業
信業の和田宿振興策
箕輪城将内藤昌月
勝頼の東上野侵攻
コラム(3)曹洞宗と西毛武士団
4 武田氏滅亡と神流川合戦
武田氏滅亡時の西上州
滝川一益の上野入部
外交を担う倉賀野淡路守家吉
信長の死と神流川合戦
5 後北条領国下の西毛
後北条氏の上野進出
真田氏の自立
松井田城・大戸城の整備
西上州武士と軍役
後北条氏による寺社領の安堵
「一手役衆」北条氏・由良氏の自立
動員される西上州武士
農民の動向
倉賀野家吉の年貢管理
倉賀野町人衆を率いる倉賀野家吉
後北条氏旗本衆の和田左衛門尉昌繁
後北条氏に従属する和田信業
和田信業の所領と家臣団
秀吉の惣無事令に対する後北条氏
後北条氏の上野国防衛体制
秀吉による後北条氏追討
小田原攻めと西上州武士
5 高崎市域の中世の信仰
1 神仏習合思想の浸透
2 浄土信仰の普及
3 旧仏教天台宗・真言宗の復興
4 在地の神々
5 招かれた他国の神々
諏訪神社
八幡宮
八幡町の八幡宮
山名町の八幡宮
天王信仰の普及
6 様々な仏像
浄土信仰の仏
様々な石仏
仏を刻む石幢の普及
第2編 高崎市域の生活と文化
1 宿と往来1 中世の道
東山道
鎌倉道
2 善光寺道
「宴曲抄」の道
興禅寺絵図
地名考証
律僧、洪水を渡る
和田から豊岡・板鼻へ
上信の交易
3 宿の構造
宿とは
宿の整備
山名宿の構造
板鼻宿の時衆
宿の商人
4 佐野の渡り
「鉢木」の舞台
佐野郷
船橋
5 宗教者の往来
熊野参詣
熊野檀那
高野僧の来訪
清浄心院供養帳の世界
庶民の供養依頼
2 高崎の中世城館
1 城館の変遷
中世館の姿
中世以前の館
館
城(地域城)
市域の城と館
城の発展
縄張りの進歩
2 城の構成
縄張り
曲輪(郭)
城掟
建造物
地衆の屋敷
戸口
塀
3 城に関する地名
新堀
堀の内
寄居
内出
館
遠目と鼠
根小屋
判形
3 人々のくらし
1 村落と館のくらし
村落と館
木材と建築
2 農業と食の文化
農業生産
利根川の変流
米と食の遺物
3 石造物の生産
石材と安山岩文化
砥石の産出
4 武器類の製作
刀剣と甲冑
5 陶磁器の文化
12世紀頃
13・14世紀
15・16世紀
コラム(4)戦国時代ならではの埋葬例
4 中世の石造文化
1 石造物からわかること
中世石造物の出現
中世石造物の種類
石造物からわかること
2 巨大石造物の造立 ―鎌倉時代の石造物―
小八木町妙典寺の石造物
巨大石造物の造立
板碑に表された鎌倉武士の信仰
3 異形の石造文化 ―南北朝期の石造物ー
西横手町の異形石造物
須弥壇式石造物の出現
宝塔造立地域の変化
異形石造物の造立と社会の変化
4 規格化と量産 ―戦国期の石造物ー
規格化された石造物
石造物と城館跡の分布
中世石造物の終末
5 修験道の展開
1 熊野信仰の伝播と修験
熊野信仰の伝播
熊野先達の活躍
御厨と熊野先達
御師の檀那掌握方法
熊野先達の在所
熊野神社の勧請
2 本山派修験の組織化
道興准后の旅
大蔵坊と杉本坊
先達職をめぐる確執
年行事の変質
極楽院の台頭
3 戦国大名と修験
極楽院と戦国大名
幸手不動院と上州
院家勝仙院の上野国支配
6 中世に生きた女性たち
1 神仏と女性
神仏に帰依する女性たち
鎌倉期の女性と信仰
石造塔婆造立と女性
来迎寺の塔婆
熊野詣と女性
高野山と女性
2 女性と家・所領
武家の女性・母
高崎市域の女性達
農民の後家
武士団間の通婚
国人間の通婚
長野業政の娘たち
和田信業の妻と娘
3 中世の戦乱と女性
武家の女性
籠城と女性
町・村と女性
下人の女性
7 文芸の広がり
1 歌人の旅
「北国紀行」行きの旅
「北国紀行」帰りの旅
2 佐野の舟橋
歌枕、佐野の舟橋
佐野の舟橋と高崎地域
佐野の舟橋と定家神社
3 連歌会からみた高崎地域の領主
「園塵第三」からみた領主
「東路のつと」からみた領主
草津からの帰り
文化の中心、浜川・板鼻・惣社
掲載日 平成29年6月5日
更新日 平成29年6月12日
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